No. 書籍名 | No.78 京攝郵便事情研究 |
著者・編者 | 日本郵楽会 編 佐々木義郎 著 |
体裁 | A4判 64頁 オールカラー並製本 |
発行日 | 平成29年11月20日 |
定価(税込) | 2,546円 |
ISBNコード | ISBN978−4−86355−064−3 C2065 ¥2315E |
内容 | 郵便逓送研究の第一人者、佐々木義朗氏がまとめた労作です。京都と大阪を結ぶ明治前期の逓送史です。明治10年に東海道線が新橋から神戸まで開通する前、京都大阪間の郵便物逓送は、淀川の船舶が主要な手段となっていました。その間にも、明治6年2月から京阪郵便馬車が京都と大阪の間を逓送しましたが、7ヶ月で廃業、人力車まで登場して一刻を争う急速逓送を試みていました。その変遷を当時の郵便線路図や時刻表を駆使して、昨日の出来事のように解説します。また、本書はオールカラーですので、図版がとても見やすく綺麗です。 各地で活躍している地元の郵便史研究家にも参考になる一書になるでしょう。消印を集めるだけでなく、すべての郵便物が語りかけてくるようになります。 |