No. 書籍名 | No.101 絵入り葉書カタログ DVD-R付属 |
著者・編者 | 鈴木 幸宣 編 |
体裁 | A5判 276頁 上製本 DVD-R付属 |
発行日 | 令和6(2024)年5月1日 |
定価(税込) | 6,600円(本体6,000円+税) |
ISBNコード | ISBN978−4−86355−115−2 C2065 ¥6000E |
内容 | 昭和60年(1985)4月23日から当時の郵政省が発行する葉書で、絵や写真等を印刷した葉書を料額(額面)よりも高い売価で販売する商品です。令和2年(2020)4月までに約8,800種類の葉書が発行されました。本省(現在の郵便事業会社本社)をはじめ各地方郵政局(現在の郵便事業会社支社)で企画され発行されました。以前はすべて地方の裁量で自由に発行できたものの、現在では本社より売れる見込みがないと発行できないようです。そのためか平成22年(2010)以降絵入り葉書は発行数、発行件数とも極端に減少し、殆ど発行されていません。 なお、別表で地方郵政局(支社)の管轄地域を示しました。本カタログではこれらを販売地域や管轄支社として使用しています。例えば、中国と言った場合は、中国地方の5県(鳥取、島根、岡山、広島、山口)のことを指します。郵政省は平成15年(2003)4月1日から郵政公社に、平成19年(2007)10月1日からは郵便事業会社となったため郵政省時代のものは本省、郵政公社時代のものは本庁、郵便事業会社時代のものは本社と呼ぶことにします。また郵政省時代の地方郵政局は郵政公社以降は地方支社となりました。 絵入り葉書は基本的に地方支社(郵政局)が企画発行するものが多いので、結果的に支社管内全域や支社管内の都道府県または更に絞った地域で発行される場合がほとんどです。もちろん複数の支社合同のものもありますが稀です。この場合は企画した支社があり、別に販売する支社は管理換えという内部での手続きをして販売していたようです。中には普通局のみのような販売方法もありますが、基本的にはエコーはがきと同じで販売地域が限定されています。本カタログでは販売地域を詳細に記載することにしています。 戦前から昭和23年までも同様の料額印面のついた絵はがきが4件8種類発行されましたが、これらについては採録せず1985年から2020年までに発行されたものを採録対象とします。また、絵入りはがきとは別に絵入りの「年賀はがき」や絵入りの「書中見舞いはがき」がありますが、これらも別途カタログを発行する予定があるので含めません。これらは、来年に刊行する予定の3冊目に採録します。 ※付属のDVD-Rには、各データがエクセルシートの一覧で収録され、図柄タイトルには対応図案のハイパーリンクが貼ってあります。 |